コーポレートガバナンス

基本的な考え方

当社は、株主、グループ従業員、取引先、視聴者など各ステークホルダーを重視し、長期安定的な企業価値の向上を図るため、コーポレート・ガバナンスの充実を重要な経営課題のひとつとして位置づけ、さまざまな施策を着実に推進することによりその維持・向上に努めています。

当社は、2010年10月1日に株式会社テレビ東京、株式会社BSジャパン(現株式会社BSテレビ東京)、テレビ東京ブロードバンド株式会社(現株式会社テレビ東京コミュニケーションズ)の3社による共同株式移転により、3社を事業子会社とする認定放送持株会社として発足しました。 「映像・放送」を核として、当社と関係会社で構成されるテレビ東京グループの持つ、地上波放送、BS放送、CS放送、インターネット・モバイルなどのあらゆるメディアを通じて、ひとつのコンテンツが持つ価値の最大化を目指してまいります。

当社は、認定放送持株会社として、中核事業である放送の公共性・社会的責務の重要性を深く認識し、当社グループにおける番組の制作及び放送に際して放送法・電波法などの諸法令並びに日本民間放送連盟の基準・指針を順守するよう管理・監督します。

グループ各社は、放送番組編成基準などの規程を設け、視聴者や、放送法で定められた放送番組審議会からの意見を積極的に取り入れて、良質な番組を制作・放送するように日々努めます。

当社は監査役制度を採用しており、独立制の高い社外取締役を含む取締役会による監督、監査役会および監査役による監査役監査、会計監査人による会計監査、内部監査を基軸に、経営監視体制を構築しています。

方針

当社グループは、企業価値の最大化に向けて、全てのステークホルダーと良好な関係を築き、長期安定的に成長し、発展していくことをめざしています。

<基本方針>

  1. 当社は、株式公開会社として、経営の透明性を可能な限り確保しながら、社会の変化や技術革新に対応、テレビ東京グループ独自のコンテンツ制作などを通じて企業価値を最大化し、持続的成長を目指す。
  2. 公共の電波を利用する企業として、放送法の定める番組と経営の不偏不党、中立性を貫き、メディアとしての信頼性を高める。
  3. 国民生活に必要な報道や良質な文化娯楽コンテンツを発信することを通じて、一企業としての取り組みばかりでなく、地球社会が直面する様々な課題の解決に持続的に貢献する。

基本方針の①と②のバランスをとりながら③を実現することがテレビ東京グループのサステナビリティであるとの考えに基づき、コーポレート・ガバナンスの充実に取り組んでまいります。

<パーパス、ミッション、バリュー>

テレビ東京グループ各社はパーパス(存在理由)、ミッション(果たすべき使命)、バリュー(行動指針)を制定しています。

<テレビ東京>

パーパス 心を温かく、時に熱く。一人ひとりに深く届け、ちょっといい明日へ。(グループ共通)
ミッション 「あたりまえに」挑み、まだ見ぬ「おもしろい」を共に創る。
バリュー 「ふかく」まっすぐ深く心に届ける。
「ちかく」視聴者に最も近い存在であり続ける。
「おもしろく」あたりまえを疑い、独自の視点を創る。
「信頼を築き」視聴者、パートナーに信頼される。
「超えていく」仲間と共に自らを超え、挑戦し続ける。

<BSテレビ東京>

パーパス 心を温かく、時に熱く。一人ひとりに深く届け、ちょっといい明日へ。
ミッション 「あたりまえに」挑み、あなたの「好き」をあたたかく応援する。
バリュー 「ふかく」こだわりをもって、まっすぐ深く心に届ける。
「ちかく」視聴者やパートナーによりそい、最も近い存在であり続ける。
「マニアックに」マニアをうならせる、独自の視点を創る。
「ワンチームで」なかまと熱くワンチームになって、迅速に行動する。
「突き詰める」とことん突き詰め、挑戦し続ける。

他のグループ12社はグループ共通のパーパスとミッションの中の「『あたりまえ』に挑み」までを共通にしたうえで各社独自に制定しております。

コーポレート・ガバナンス 体制図

体制図